【アンチエイジング】にいい食べ物は、こんなに沢山!身近食材で綺麗になれる

最近よく聞く「アンチエイジング」と言う言葉ですが、正しい意味を理解していますか?よくわからないと言う方も多いと思うので、一度ご説明していきますね。

スポンサーリンク

アンチエイジングの意味

アンチエイジングとは、アンチ=反対・反発、エイジング=加齢 つまり加齢や老化に反発して若々しくいようと言う意味になります。

人間は生きていると、必ず加齢や老化現象が現れてきます。ハリのあった肌にはシミ・シワが増え、黒々としていた髪には白髪が生え、筋力も年々低下してきます。だからと言ってあきらめる必要はありません!ちょっとした工夫や食生活を変えるだけでアンチエイジングの効果が期待できることがわかっています。

老化の原因

0ea25d7c2d7dba7767481d8558abafe7_s

人の体には約37兆個もの細胞から出来ています。若いころは細胞も若く、イキイキと活動を繰り返しています。しかし、年齢を重ねると細胞自体も衰え、ダメージを受けたり機能が低下してしまうため、本来の力が出せなくなったり機能が衰えてきます。これが老化の原因になります。

なぜ老化がおこる?

d42d33aabc714bd1312dc3cf45de61dc_s

先ほど細胞がダメージを受けると言いましたが、ダメージとはなんでしょうか。

それは、体内で起こる酸化によるダメージです。中学生の頃、理科の実験で聞いた言葉ですね。酸化とは、酸素と物質が結びつく事を言います。切ったリンゴを放置すると、酸素に触れた部分が茶色く変色してしまうのがわかりやすい酸化現象です。金属が錆びるのも同じ酸化になります。信じられないかもしれませんが、体内でも同じように酸化現象が起きているのです。

人間は呼吸によって酸素を体内にとり込み、血液を通して全身に酸素を届けています。その過程で酸素に触れた細胞が酸化してしまい、ダメージを受けてしまいます。しかも、体内にとり込まれた酸素の内、数%がより高い酸化作用のある「活性酸素」に変化してしまうことがわかっています。

活性酸素って?

e560c83b90620c435f7e7b5dba6db482_s

活性酸素とは、体に侵入したウイルスや細菌などの外敵から体を守る大切な役割を持っています。活性酸素が少ないと、風邪をひきやすくなったり病気になったりすると言うことです。人間にとって大切な存在なのですが、活性酸素は増えすぎると大変厄介な成分なんです。

若いころは新陳代謝が活発に行なわれ、活性酸素の生成と消費のバランスが上手く保たれるので問題無いのですが、年齢を重ねるにつれてそうはいかなくなってきます。新陳代謝が落ち、活性酸素の生成に消費が追いつかなくなると体内に余分な活性酸素があふれてしまい、結果細胞を傷付けシミやシワなどの老化現象が進むことになります。

スポンサーリンク

活性酸素が増える原因

活性酸素が増える原因は大きく分けて2つあります。

☆環境による増加原因

8c7ce51865350cbd529e25ec8c3534a7_s

シミの原因と言われている紫外線や、排気ガスなどの大気汚染、スマートフォンなどから発生している電磁波が活性酸素を増加させる原因です。

☆生活習慣による増加原因

5d5412e1f5620107892b0478f2a8a313_s

飲酒や喫煙を始め、精神的ストレスや疲労、睡眠不足によって活性酸素が増加します。

活性酸素を増やす要因はこんなにもあるのがわかりました。現代の社会でこれらのものを排除するのは難しく、うまく向き合っていくしかありません。

活性酸素に対抗

84a166ba6f75f6db5210c4a2cde23740_s

人間の体は活性酸素に攻撃され続ける訳にはいきませんので、対抗するために「抗酸化力」と言う力が備わっています。

活性酸素から酸素を奪い、攻撃力を無くす力を持つ成分を「抗酸化酵素」と言います。体内で作られる抗酸化酵素の量は40歳前後を境に年々減少していくために体内バランスが崩れ、老化現象として現れてきます。

つまり年齢を重ねても抗酸化酵素の働きが衰えなければ、健康で若々しい体を維持できると言うことです、

体内で抗酸化酵素が作られなくなった場合、体外から抗酸化成分を補い体の抗酸化力を高めることが大切になります。

抗酸化成分

抗酸化成分には大きく分けて3種類あり、抗酸化作用を発揮する場所やなどが違うのでそれぞれご紹介します。

☆水溶性抗酸化成分

細胞の外側や細胞膜の内側で抗酸化作用を発揮します。体内に長期間貯めておくことができませんので、定期的に摂取ようにしなければ効果がありません。

☆脂溶性抗酸化成分

主に細胞膜周辺で抗酸化作用を発揮します。細胞膜の主成分は脂なので、細胞を活性酸素からガードするためには脂溶性抗酸化成分の摂取が必要不可欠です。

☆中間的成分

毛細血管を広げて血流を改善する効果もあります。全身に血液が巡ることで細胞の新陳代謝が活発化するので、お肌のトラブルを防ぐばかりかハリやツヤを出すことにも繋がります。

水溶性と脂溶性の中間にあたる抗酸化成分です。水にも脂にも溶けるため、細胞膜と水性部分との境界付近で活躍します。

水溶性抗酸化成分

☆ビタミンC

5621acc00ca403a7d1ab7278e2fa84f6_s

ビタミンCには強力な抗酸化作用があります。シミの原因になるメラニン色素を沈着せにくくする効果や、ニキビの炎症を抑えて色素沈着を防ぐ効果もあります。ミカンやレモンなどの柑橘類に多く含まれてます。

☆ビタミンB群

675b4a464d902c1ec1ff9d1c9dcb2422_s

ビタミンBは全部で8種類あり、中でも肌トラブルに効果的なのはビタミンB2とビタミンB6です。

ビタミンB2は美白効果のある成分で、炭水化物やたんぱく質などの代謝を促し、皮膚や粘膜の形成を助けています。ビタミンB6はホルモンに作用する成分で、女性特有のトラブルを緩和する効果があります。

ビタミンと聞くと野菜や果物に多く含まれているイメージですが、豚肉や納豆、レバーや卵などに多く含まれています。

☆グルタチオン

8adb448893125b89af204fa7955ca05f_s

シミ・そばかす対策として効果があります。美白やアンチエイジング効果に期待され、美容クリニックなどでの利用も広がっています。

ほうれん草・キャベツ・牛レバー・赤貝などに多く含まれています。

脂溶性抗酸化成分

☆ビタミンE

e328a853ab6ced2773dcbc99d1f23c85_s

抗酸化作用が高い以外にも、毛細血管を広げて血流を良くする効果もあります。全身の血流が良くなることで新陳代謝が活発化し、お肌のトラブルを防ぐばかりかハリやツヤを出す効果も期待できます。

ウナギ・ニジマス・かぼちゃ・モロヘイヤ・アーモンドなどに多く含まれています。

☆アスタキサンチン

2247d1ece980ac7f4421816300d9783e_s

自然界に存在している天然色素のことで、鮭やイクラの色などの色が挙げられます。抗酸化作用が高く、紫外線にも強いのでシミ予防に効果的と言えます。

鮭、イクラ、エビ、蟹などに多く含まれています。

中間的成分

☆カテキン

fed6c271b1b17f9036167e3552814b2f_s

緑茶に多く含まれていることで有名です。抗酸化作用はビタミンEの約50倍で大変効果の高い成分です。抗菌作用も強いため、風邪予防や炎症を防いでくれる効果も高いです。積極的に緑茶を飲み、毎日摂り入れましょう。

☆大豆イソフラボン

0f038816f582e6b447a8187b35be0554_s

特に女性ホルモンのバランスを整える効果があります。味噌や納豆、豆腐などの加工食品からでも十分に大豆イソフラボンを摂取できるます。

☆ザクロエキス

c5b5a41a333da7b700177d99854b27c5_s

シミの原因になるメラニン色素の生成を防ぐ効果があります。ビタミンBも多く含まれているので、肌トラブルを防ぐ効果も高いです。

アンチエイジングにいい食べ物まとめ

7b81d29e00e8dd15d06f828287b26504_s

いかがでしたか?誰にでも必ず訪れる老化現象ですが、できたらいつまでも健康的で若々しくいたいものです。アンチエイジング効果のある食品はたくさんありますが、一度に大量に食べたからと言って効果があるわけではありません。他の食品と組み合わせてバランス良く食べることが大切です。毎日食べるのが難しい成分でも、最近ではサプリメントなども販売されています。食品とサプリメントを上手く併用してアンチエイジング効果の高い食生活を目指してみてください。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る