【目の周りのくすみ】3つの原因と消す方法!透明感のある目元に
朝起きたら目の周りがくすんでいてショックを受けた経験はありませんか?目の周りがくすんでいると、顔の印象が大きく変わってきます。疲れているように見えたり、具合が悪そうに見えたりとマイナスイメージに見られるのは嫌ですよね。しかも目の周りのくすみはメイクでも上手く隠しにくいのでとても困ります。
なぜ、目の周りはくすみやすいのでしょうか。これから根本的なくすみの原因や対策、くすんでしまった場合の消し方をご紹介していきます。
くすみの種類
くすみと一言で言っても、タイプがいくつかあります。タイプごとに特徴があるので順番に紹介していきます。
☆青くすみ
目の周りが青っぽくなる人は「青くすみ」タイプです。くすんでいる皮膚を下に引っ張った時にくすみが薄くなる人はこのタイプです。
☆茶くすみ
目の周りが茶色っぽくなる人は「茶くすみ」タイプです。上下の目の周りが茶色くなり、引っ張っても変化の無い人はこのタイプです。
☆黒くすみ
下まぶたがたるみ、そのたるみの影の影響で黒く見える人は「黒くすみ」タイプです。上を向くとくすみが薄くなる人はこのタイプです。
くすみの原因
くすみの原因も、タイプによって違ってきます。それぞれ見ていきましょう。
☆青くすみ
目の周りが青っぽくなる青くすみの原因は、血行不良です。
目のまわりの皮膚は非常に薄く、血管が透けて見えやすい部分です。しかも、目の周りには眼球を動かす筋肉や細かい血管が密集しているので、余計に血行が悪くなると肌の色が悪くなりくすみが出やすくなります。特に色白の人はくすみがはっきりとわかりやすくなってしまいます。
血行が悪くなる原因は、睡眠不足・疲労やストレス・目の使いすぎによる疲れ・冷え性などが挙げられます。残業などで睡眠が十分取れていなかったり、スマートフォンやパソコンの見すぎで目を酷使していませんか?イライラしてストレスが溜まったり、冷え性体質で常に手足などが冷えている人は青くすみが出来やすい生活環境にいることになります。
☆茶くすみ
目の周りが茶色っぽくなる茶くすみの原因は、メラニンによる色素沈着です。
目の周りの皮膚は非常に薄いので、他の皮膚よりも負担がかかりやすい部分です。ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまい、知らない間に色素沈着を引き起こしている可能性があります。
色素沈着を起こす原因は、眠い時に目を強くゴシゴシこすってしまう癖がある・アイメイクを落とす時に必要以上に強い力でこする・アイラインを引く時に瞼を引っ張りすぎている・アイシャドウチップで強くこすりすぎる・アイテープやつけまつ毛を取る時に瞼を引っ張るなどが挙げられます。目の周りの皮膚は本当に繊細な部分なので、このような癖や習慣がある人は茶くすみに悩まされる可能性が高いです。
☆黒くすみ
目の周りが黒っぽくなる黒くすみの原因は、たるみです、他のくすみとは違って影によって黒く見える現象です。なので、直接肌が黒くなっている訳ではありません。
年齢を重ねると目の周りの皮膚にハリが無くなり、筋肉も衰えてくるので下瞼がたるんで下がってきたり、目の下がくぼんでくることによって目の周りに影ができてしまいます。目がくっきりとしたタイプや涙袋が大きい人は黒くすみに悩まされる人が多いです。
一番の原因は乾燥
3つのタイプ全てに当てはまる、くすみにとって一番の大敵は乾燥です。
目の周りって乾燥しやすい部分ですし、アイメイクやクレンジングなど乾燥に拍車をかける要因が沢山あります。目の周りに限らず、乾燥することによって肌の水分量が低下し、透明感やみずみずしさが無くなってぼやっとした印象の肌になってしまいます。
どのくすみ対策にも必ずプラスしたいのが、肌の保湿です。肌の水分量が増えれば必ず顔のトーンも上り、印象が良くなります。
くすみを消す方法
3つのくすみを消す方法をそれぞれご紹介していきます。簡単にできるものばかりなので、是非参考にしてみてください。
☆青くすみ
青くすみの原因は血行不良なので、血行を良くすることが大切です。常に意識してほしい事は、身体を冷さないことです。血行が悪くなると青くくすみができる要因になるので、毎日必ず湯船に浸かる事と薄着をしすぎない事に注意して冷え対策をしっかりとしましょう。そして、出来てしまった青くすみを解消する方法もご紹介します。自宅で簡単にできる温冷タオルでのパックがオススメです。
①タオルを2枚用意し、どちらも冷水に漬けて軽く絞る。
②1枚はそのままにし、もう1枚は電子レンジで1分程温める。 ③目の上に冷たいタオルと温かいタオルを交互に乗せる。(温タオルは熱すぎるとやけどをするので、ちょうど良い温かさを確かめてから乗せましょう) ④3、4回繰り返して終了! |
タオル2枚で手軽にできますし、根本的な解決にはなりませんが速効性も期待できるので是非やってみてください!
☆茶くすみ
茶くすみの原因は色素沈着を引き起こす事なので、目の周りに刺激を与えないことが大切です。また、化粧水などは「ビタミンC誘導体」が入っているものがオススメです。
アイメイクをオフする時は、アイメイク専用リムーバーを使いゴシゴシこすりすぎないように注意しましょう。コットンにたっぷりとリムーバーを染み込ませ、10秒程時間を置いてから優しく撫でるようにメイクを落としましょう。
眠い時に目をこする癖がある人も、意識して出来るだけ止めるようにした方がよいです。特に花粉症などの季節は目が痒くなので注意が必要です。
☆黒くすみ
黒くすみの原因は目の周辺の皮膚のたるみが原因なのですが、他のくすみに比べて対処が難しく長期的な目で見て改善していくことになります。対策は、眼輪筋トレーニングやコラーゲン生成を促すケア、むくみ対策をしましょう。
顔が浮腫んでいると皮膚のたるみが強調されるので、黒くすみが目立ちやすくなってしまいます。なので、浮腫ませないようにすることが大切です。塩分の多い食事を見直したり、身体をほぐして血液の循環をよくすることがオススメです。
①下瞼に力を入れ、薄目を開けた状態にして10秒間キープする。
②両人刺し指の先で目尻を斜め上にキュッと持ち上げ、10秒間キープする。 |
時間のある時にこの動作を行なってみてください。目の周辺の筋肉が鍛えられ、たるみや浮腫みを解消します。あとは、全身の血液循環を良くするストレッチです。
①両足を揃えてまっすぐ立ちます。
②つま先をつけたまま、両かかとをぐっと上に持ち上げます。 |
ふくらはぎの筋肉を使うので、キュッと硬くなるのがわかります。立ったままで簡単にできるので、30回程度を目標に行なってみてください。
メイクで隠す
くすみをメイクで消すためにはコンシーラーを使いましょう。正しい順番で使うと、自然でナチュラルな仕上がりになるので圧塗り感が出ずおすすめです。
☆パウダーファンデーションンの場合
コンシーラーは一番初めに使います。ベタベタと塗らず、軽くコンシーラーを乗せてパウダーファンデーションと馴染ませながらくすみを消していきます。
☆リキッドファンデーション
リキッドファンデーションの場合はファンデーションを塗った後にコンシーラーを使います。同じく圧塗りにならないよう薄く塗り、仕上げにフェイスパウダーなどで仕上げをすると綺麗な仕上がりになります。
【目の周りのくすみ】3つの原因と消す方法!透明感のある目元に!まとめ
いかがでしたか?くすみの原因はそれぞれで違い、対処法も変わってくるので自分のくすみ方をよく確認してみましょう。どのくすみにも有効なのが保湿することなので目元専用クリームや保湿効果の高いクリームを上手く使って、いつまでも若々しい透明感のある肌を目指しましょう!