なんだか体が不調…。その症状PMS(月経前症候群)かも?
女性なら一度は経験したことがある原因不明の体の不調。それってPMS(月経前症候群)かもしれません。気分がのらないと作業効率が落ち、自分が怠け者になった気がしてモヤモヤしますよね。でもその原因がちゃんとした病気だとしたら、少し納得して自分と向き合うことができませんか?今回はそんなPMSのお話です。
目次
PMS(月経前症候群)って何?
なんだか体がだるい…。なんて思っていたら生理がはじまった経験ありませんか?生理3日~10日前から続く体の不調をPMS(月経前症候群)と言います。
特徴として生理がはじまるとその症状が治まること。でもその症状はさまざまで、イライラする・怒りっぽくなる・気分が沈む・涙が出てくる・人に八つ当たりをする・集中力がない・疲れる・だるい・眠気・胸の張り・頭痛・むくみなど200種類ほどあると言われています。
こんな症状を抱えていたら、日常生活で不便が起きるのはしょうがないですよね。でもPMSが起きる原因と言うのがいまいち解明されていません。今のところ一番考えられているのがホルモンの影響。
女性には女性独特の体を作る卵胞ホルモンのエストロゲンと、妊娠に備える体を作る黄体ホルモンのプロゲステロンがあります。この二つのホルモンが月経の周期に合わせ変動するタイミングでPMSが起こるのではと言われています。
そしてPMSはストレス・暴飲暴食・タバコ・個人の生活習慣によって症状が悪化するのではないかと最近の研究で分かってきました。他にはホルモン分泌が安定し生理が順調に来るようになる、20歳~40歳までがPMS症状が出やすい年齢とも言われています。
PMS(月経前症候群)になったら?
○割り切る
まずPMSだと気づいたら、これはしょうがないと割り切りましょう。なんだか原因が分からずただ体が不調の中日常生活を送るのと、これはPMSだからしょうがないって割り切って日常生活を送るのでは自分の気持ちが違います。そんな体の不調で自分を責めてりしないで、この時期はしょうがないって思えることも大切です。
○食事に気を遣う
この時期食事に気を付けることも大切です。
豆類やイモ類などを食べ気持ちを落ち着かせましょう。他には豆腐などに含まれるイソフラボンでホルモンバランスを整えるのも大切です。同じような理由で牛乳・ヨーグルト・ひじき・卵なども積極的に食べたがいいようです。
逆にNGなのが脳に刺激を与えるカフェインが入ったコーヒーや栄養ドリンク。他には血糖値を急激に上げてしますチョコレートや炭水化物です。塩分の摂りすぎもむくみにつながるので気を付けて下さいね。
この時期は特に栄養バランスが良い食事をとり、あまり体に刺激を与えないほうが良いかもですね。
○運動をする
PMSの時期に軽い運動や有酸素運動は体と脳がリラックスするためおススメです。
ウォーキング・ストレッチ・散歩など、のんびりと自分のペースで行うと良いでしょう。その時ゆっくり深呼吸することも忘れずに。酸素をゆっくり取り込むことは体には大切です。
程よく体が疲れると質の良い睡眠を送ることができます。こうやって自分の体を大事に優しくコントロールして下さい。
○無理をせずお医者様に相談
PMSで困っているならお医者様に相談するのも一つの解決策です。最近は産婦人科でPMS専門の外来を開いているところもあります。場合によっては薬の処方もしてくれるので一人で無理をせず受診しましょう。
なんだか体が不調…。その症状PMS(月経前症候群)かも?まとめ
PMS(月経前症候群)に悩んでいる人は本当につらい時期を過ごします。そんな時は今回ご紹介した方法を試してみて下さい。手帳をお持ちの方なら、いつその症状が出たのか、いつ生理がはじまったかなど書いておくと、次PMSの時期が来た時に過ごしやすくなりますよ。あまり無理をせず自分の体を大事にしてあげましょう。