「乾燥肌を改善する」食べ物と飲み物@肌キレイになれる

今回は、「乾燥肌を改善する」食べ物と飲み物をご紹介します。冬は外気や暖房で肌が乾燥する季節です。夏でも冷房による冷えから乾燥肌になってしまうこともあります。コスメショップでスキンケアのラインナップをそろえたけれど、あまり効果が感じられない・・・そんな時は食生活を意識して、乾燥肌に効果のある食事に変えてみましょう。ほんの少し気にかけて食材を選び、食事や飲み物を工夫することで、肌に潤いを与えましょう。

スポンサーリンク

乾燥肌を改善する食べ物

4798dc1ed3d98f86bfa74e4abe8e7908_s

乾燥肌を改善する栄養素や食材をご紹介します。

■コラーゲン不足の解消

コラーゲンはタンパク質の繊維で肌のハリや弾力を司る成分です。悲しいことに加齢とともに減少してきます。化粧品を塗っても追いつかないときは、「ビタミンC」を積極時に摂りましょう。

ビタミンCというと「美白に効く」イメージですが、実は細胞内でコラーゲン生成にかかわる成分でもあるのです。ビタミンCは、水溶性なので水に溶けやすく、摂りすぎても尿として排出されます。一日の所要量は50mgです。

 ・ビタミンCの多い食材

野菜:ブロッコリー、芽キャベツ、ピーマン、小松菜、パプリカなど

果物:バナナ、いちご、キウイフルーツ、柿、レモンなど

またコラーゲンそのものも不足すると、肌の老化を促進します。鶏の手羽や牛筋、豚すね肉、ウナギ、魚の皮、ふかひれなどがおススメです。煮汁を冷やすとゼリー状になるものがコラーゲンです。

バリア機能不足の解消

1fcc6ade53e3ab85b95d5ff95acc0ae0_s

乾燥するとバリア機能が衰えるため、角質がはがれて肌がカサカサしてきます。表皮にあるセラミド(細胞間脂質)やNMF(保湿成分)が不足するのを防ぐことで、潤いのヴェールができてきます。

【セラミド】

バリア機能や保湿機能を維持する成分ですので積極的に食べましょう。

・セラミドを多く含む食材

黒豆、小豆、コンニャク、ひじき、ゴマ、ゴボウ、ワカメなど「黒い食材」

その他、大豆、ヨーグルト、そば、牛乳、米ぬか、小麦胚芽など

さらにバリア機能を高めるための栄養素がありますので、ご紹介しましょう。

【亜鉛】

弱った角質細胞を強くするためには、良質なたんぱく質を摂る必要があります。たんぱく質の生成に役立ち、肌の免疫機能高める必須ミネラル「亜鉛」です。必要量は1日15mgで、不足すると傷が治りにくくなるなど肌の修復作用がスムーズにいきません。

・亜鉛の多い食材

貝類:牡蠣、はまぐり、アサリなど

肉類:牛肉、豚肉、レバーなど

その他:高野豆腐、アボカド

 【ビタミンA(レチノール)】

ビタミンAは1日の所要量180~200IUで、肌の粘膜を保護する成分です。不足すると風邪をひきやすく肌が乾燥してきます。

・ビタミンAの多い食材

肉、魚類:鶏レバー、豚レバー、牛レバー、ウナギ、アナゴ、ハモ

その他:うずら卵、うに、プロセスチーズ など

ビタミンAをしっかり食べて、潤いをキープしましょう。

 【ビタミンE(トコフェロール)】

ビタミンEは抗酸化作用と血行促進作用があるので、老化防止に役立つ成分です。1日に7~8mgは摂取するようにしましょう。

・ビタミンEの多い食材

青魚:カツオ、サバ、サンマなど

その他:ウナギ、ホタルイカ、甘えびなど

木の実:アーモンド、大豆、落花生など

油:ひまわり油、サフラワー油、オリーブオイル、ゴマ油など

新陳代謝がよくなるので、冷え性の方にもおススメです。ただしビタミンEは油溶性ですので、食べ過ぎると排出しにくいので注意しましょう。

【ビタミンB6(ピリドキシン)】

肌の健康を保ち、女性ホルモン(エストロゲンなど)の代謝を促進します。一日の必要量は3~4mgです。アレルギーの予防効果もあります。

・ビタミン6の多い食材

魚類:サバ、イワシ、鮭など

肉類:レバー

野菜果物ほか:玄米、バナナ、ジャガイモ、さつまいも、ニラ

【不飽和脂肪酸】

植物性食材に多い「不飽和脂肪酸」は皮膚の脂質を補う重要な栄養素です。皮膚トラブルに良いとされ、リノール酸、αーリノレン酸は必須の栄養素です。特にエゴマ油はα-リノレン酸が60%程も含有しているので、サラダにかけて手軽に摂りましょう。

α-リノレン酸は体内でDHA,EPAに変わり、厚生労働省の推奨1日1000mg以上という目標値もエゴマ油大さじ1杯で近付けます。不飽和脂肪酸は、イワシやさんま、サバ(DHA・EPA)などの魚類、肉類、卵、乳製品とナッツ類に多く含まれます。

乾燥肌に注意したい食べ物

659d0659cbf39e6b13fcce9feabb805d_s

チョコレートのカカオ豆やナッツ類は良質な美肌成分でもありますが、油溶性なので食べ過ぎると体内に蓄積してしまうため、ニキビができやすくなります。また油も古いものや日に当たったものは、体を酸化させるのでいわゆる体のサビを助長してしまいます。

そういう意味でもスナック菓子は油分が多く、代謝も下がるので控えましょう。美肌になる食事は、新鮮で適量であることが基本です。

乾燥肌を改善する飲み物

5d9d5388e0b3965340134a789519ee89_s

潤い成分の「セラミド」はコーヒー、紅茶などの飲み物にも多く含まれています。でもコーヒーの飲みすぎは「冷え」につながるので、気をつけましょう。

ほかに乾燥肌に効く飲み物をご紹介しますので参考にしてくださいね。

■ビタミンCの多い飲み物

869e23c9d142db89c3476ac10596b794_s

コラーゲン生成に必要なビタミンCの多い飲みものは、意識して生活に取り入れて飲むといいですよ。肌に弾力を与え、肌荒れのほか、シミにも効きます。

バナナにレモン汁を塗ると黒くなるのを防げますが、あれがビタミンCの抗酸化力です。ビタミンCには肌のサビといわれる老化を防止するパワーがあるのです。

【生ジュース】

キウイやレモン、オレンジ、グレープフルーツ、イチゴなどのフルーツ類やブロッコリー、ミニトマト、赤ピーマン、ゴーヤなどをミキサーにかけてフレッシュジュースにしましょう。ビタミンCは熱で壊れやすいのですが、季節の果物などを生ジュースにすることで体内に多く届けることができます。

【ローズヒップ】

体を温めるうえビタミン豊富なハーブティは乾燥肌に効きます。特にローズヒップは「ビタミンの爆弾」といわれるほどで、とくにビタミンCはレモンの約10倍含まれています。ワイルドロックローズの実からとれ、ほどよい酸味と甘い香りでフルーティな味なので飲みやすいです。

【ハイビスカス】

クエン酸を多く含むハーブティで、さわやかな酸味と澄んだ赤い色が特徴です。代謝促進作用のほか、利尿作用にもすぐれているので、顔がむくんでいるときも適しています。

ローズヒップとの相性がいいので1:1でブレンドし、はちみつを入れても美味しいです。

新陳代謝を高める飲み物

体を温めると代謝があがリ、血液にのって栄養分が皮膚に運ばれます。代謝を高めることで乾燥肌を防ぎましょう。

【ショウガを入れる】

01ed8f2b9bd22f25f9b4ea14adcf3568_s

ショウガを入れるとショウガの辛み成分(ショウガオール、シンゲロール)が体を温めることは広く知られています。「紅茶」にいれてジンジャーティにしたり飲む点滴といわれる甘酒にぜひショウガを入れましょう。

すって絞るのが面倒な方はチューブ入りのものを使うと便利です。おススメは「ショウガパウダー」というローストされた粉末です。香ばしい風味が出て飲みやすく、体が温まります。

【ローズマリー】

血行促進を促すハーブティです。「若さを保つ薬草」として古代からヨーロッパで親しまれています。リラックス効果のほかに抗酸化作用、収れん作用もあります。すっきりとしてやや刺激のある香りで、心身の活力の回復に効果的です。

【カキの葉茶】

柿の葉やヘタには多くの薬効成分が含まれ、蒸して乾燥しきざんだものが「カキの葉茶」です。血行促進に優れ、体の末端まで血流を促すので「冷え性」の方にもおススメです。さっぱりとした口当たりで、体が芯まで温まります。

乾燥肌におすすめ!

乾燥肌におすすめの商品をご紹介します。

▼お風呂でぷるぷる肌を作れます▼

お風呂の中でエステ気分♡濃厚な美容液成分がお肌に水分とうるおいをたっぷり与え、トリートメント効果が期待できます。また、とろけるジェルでお顔をマッサージしながらフェイシャルエステ気分も味わえます。溶け残ったジェルはそのまま体にもなじませて、つるつる肌に。お風呂の蒸気を吸収してパック自体が温まり、顔全体にホットパック効果をもたらします。

また、パックに 水分を与えながらマッサージすると、パックがとろとろ溶け出し、美容液成分が顔全体に行き渡りお肌のコンディションをより一層アップします+。*・(´>艸<)。・*゚☆

「乾燥肌を改善する」食べ物と飲み物@肌キレイになれるまとめ

544931630e5d352d556073c7a7cff75a_s

いかがでしたか?乾燥肌を改善する食べ物と飲み物をご紹介しました。肌はどんな栄養を摂取したかを正直に映す鏡のようです。できるかぎりご紹介した乾燥肌を改善する食材やお茶を選んでみてくださいね。内側からのアプローチで肌の調子がよみがえってくることでしょう。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る