【ショウガで冷えを改善】体ポカポカ!代謝をあげて痩せる!
女性の悩みといえば冷え性。実は冷え性はダイエットの大敵です。特に年齢を重ねると冷え性にプラスして代謝が落ちることで更に太りやすく痩せにくい身体になってしまいます。温め食材の代表である、生姜をたっぷり摂って年齢を重ねても冷え知らずで太り知らずになりましょう!
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【毎日の生活でもスリム美人との差が出る基礎代謝とは。】
呼吸をする、内臓を動かす、体温を保つ、など特に活動をしていない時や寝ている時にも消費しているエネルギーのことを「基礎代謝」と言います。この「基礎代謝」は加齢や冷えなどによって低下してしまうため、”若い頃より痩せにくくなった””食事量は変わらないのに太りやすくなった”と感じるのはそのせいです。
体温が低くなると基礎代謝も低下して体脂肪が燃焼しにくくなるため痩せにくい体質になってしまいます。基礎代謝が高い人は毎日の生活で特に運動や食事制限をしなくてもしっかりとエネルギーの消費がされているため、無理なダイエットをしなくてもスリムな体型をキープすることが出来るのです。太りにくく痩せやすい体質にするためには基礎代謝を上げることが大切です。
【温め食材である「生姜」で基礎代謝をアップさせ、痩せやすい体質に!】
基礎代謝をアップさせ、痩せやすい体質にするためには身体を温め、冷えを改善することが必要です。そこで活躍してくれるのが「生姜」です。
生姜の辛味成分である、ジンゲロールとショウガオールには血流を良くし、代謝を高める働きがあるため、体脂肪の燃焼を助けてくれます。また、ジンゲロールにはアディポネクチンというホルモンの分泌の減少を抑える働きがあります。
アディポネクチンとは血流を良くし、血中のコレステロール値を下げたり血糖値を調整する作用があるホルモンで、この分泌が多いほど太りにくいと言われています。ジンゲロールはこのホルモンが減少しないようにしてくれるため、太りにくくしてくれるだけではなく、生活習慣病やメタボリックシンドロームを防ぐ効果もあります。
【効果的な生姜の摂り方】
生姜の成分は皮の近くに多く含まれているため、出来るだけ皮ごと使うことがオススメです。免疫力を高める効果のあるジンゲロールは生の状態が一番多く、加熱すると量が減ってしまいます。しかし、加熱することで血行を良くしたり発汗を促す効果のあるショウガオールに変化していきます。
そのため、風邪予防のためなど免疫力を高めるために摂るなら生のまま薬味やドレッシングなどにして、身体を温めてダイエット効果を高めるために摂るなら炒め物や煮物など加熱する料理にするなど生姜をとる目的に合わせて摂り方を変えると効果的です。
【温め効果が更にアップする、乾燥生姜】
生姜に含まれるジンゲロールやショウガオールには身体を温める作用があります。ジンゲロールは血行を良くする働きがあり、手足の末端まで温かい血液を運ぶことで身体を温めてくれます。
ショウガオールは胃腸を刺激して働きを活発にしてそのうんによって作られた熱で身体を内部から温めてくれます。中国では、生のショウガを「生姜(ショウキョウ)」乾燥させたショウガを「乾姜(カンキョウ)」と呼び、症状に合わせて使い分けたりしています。
風味が良く、ビタミンや酵素などの栄養価が高いのは生のショウガですが、生のショウガばかりを食べていると発汗、解熱作用により皮膚が冷やされてしまうため注意が必要です。
ショウガの温め効果を存分に発揮するためにはやはり加熱することがオススメで、乾燥させることでジンゲロールの一部がショウガオールに変化するため両方の成分の働きで全身を温めることが出来ます。乾燥生姜を作っておくと紅茶などの飲み物に入れたりスープや炒め物など料理にも使えるため便利です。
[乾燥生姜の作り方]
①皮ごと1~2mmの厚さにスライスする。
②スライスした生姜をザルなどに重ならないように並べ、日当たりの良い場所で天日干しする。
しっかり乾燥したら密閉出来るビンなどに入れ保存する。
※生ショウガ50gを電子レンジ600w7分で加熱することで手軽に乾燥生姜を作ることも出来ます。
【ショウガで冷えを改善、ダイエットまとめ】
温め食材の代表である生姜。冷えや美容、健康に良いことはほとんどの人が知っていますが生姜は薬味のイメージのため、生で食べる事の方が多くなりがちですよね。生姜の効果はたくさんありますが、生で食べる時と加熱した時では全く異なるため、何も知らずに、冷えを改善するため!と生のショウガばかりをたくさん摂ると逆効果になってしまうこともあります。自分の目的に合わせて摂り方を変えることが必要です。乾燥生姜を作っておくと効果的に生姜の成分を摂ることが出来るのでぜひ試して見てください。