【ゆで卵ダイエット】驚異的な効果!痩せる方法を知って痩せちゃおう
今回は、ゆで卵ダイエットの効果と、痩せる方法やカロリーについてご紹介します。ゆで卵は簡単に作れるし好きな方にとってはお手軽で美味しく痩せる事の出来ちゃう素敵なダイエットですね。
目次
ゆで卵ダイエットとは?
「ゆで卵ダイエット」とはご存じですか?実は今から20年ほど前にもブームになったことのある、古くて新しいダイエットの方法です。これはいわゆる「置き換えダイエット」といわれるもののひとつです。置き換え方にはいろいろな手法があって、一日一食(たとえば朝食)をゆで卵に置き換えたり、夕食で食べる肉や魚をゆで卵に置き換えたり、どうしても間食を取りたいときにお菓子の代わりとしてゆで卵を食べるなど、さまざまなやり方から自由に選択することができます。
ゆで卵の置き換えダイエットはとても効果的な方法です。しかしあまり極端な頻度でゆで卵を食べ続けると、身体に悪い影響を与える可能性があるので、あくまでも無理のない範囲で続けることが、このダイエットのコツです。
卵の特性・ゆで卵にすることで得られるメリット
なぜ食事をゆで卵に置き換えることがダイエットにつながるのでしょうか。それは卵という食品に秘められたパワーのおかげです。卵は完全栄養食といわれるほど豊富な栄養素が含まれている優秀な食品なのです。
卵1個にはA・B群・D・Kなどのビタミン類をはじめ、牛乳の1.5倍もあるカルシウム、ほうれん草の2倍の鉄分などが含まれています。それだけでなく、卵は質の良いタンパク質のかたまりです。
卵はタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、人体で作り出すことのできないため必ず食事で摂取する必要がある8種類の「必須アミノ酸」をバランスよく含んでいるのです。しかも卵に含まれる炭水化物はごくわずかなので、食事をゆで卵に置き換えるだけでいわゆる「炭水化物抜きダイエット」と同じ働きも期待することができるのです。
しかしなぜゆで卵にしないといけないのでしょうか?生卵のままとか目玉焼きにするなど、他の調理法にしてもかまわないのではないでしょうか?
ゆで卵は腹持ちがよい食品で、例えば朝の食事にゆでたまご2個程度を食べるだけで、朝から昼前まで空腹感を抑えるのに十分なくらいという特長があるからです。しかもゆで卵はカロリーが低く、L玉1個で90キロカロリー程度しかありません。ダイエットの置き換え用食品としては最適というわけです。消化の良い半熟卵ではなく、固ゆで卵を食べるようにすることがこのダイエットのこつです。
ただしご存じのように卵の黄身にはコレステロールが多く含まれており、食べ過ぎには気を付ける必要があります。もともと体質的にコレステロール値が高い人は、残念ながら避けた方が良いダイエット法といえるかもしれません。
ゆで卵を食べるとダイエットにつながる仕組み
卵、特にゆで卵はダイエットに役に立つのでしょうか?
まず卵自身は炭水化物がほとんど含まれておらず、血糖値をあまり上昇させることががないため、体内に脂肪を蓄積させる働きを持つ「インスリン」というホルモンの分泌につながりません。
しかも卵には脂肪燃焼を助ける性質があります。卵のアミノ酸には「リパーゼ」という脂肪の燃焼を効率良くする働きをする脂肪分解酵素が含まれているからです。リパーゼは人間の身体中に蓄積された脂肪を分解し血中に放出する働きがあります。血中に放出された体脂肪はちょっとした散歩などのごく軽い運動や家事労働などの日常活動だけで簡単に燃焼して消費されてしまいます。
しかも固ゆで卵は消化のために、高いエネルギーを必要するからです。卵自身のカロリーより高いくらいです。このためゆで卵は、食べるだけでもエネルギー消費の効果があり、体内に蓄積されている余分な脂肪を燃焼させてしまいます。このようにいろいろの要素がからまって、ゆで卵の置き換え食は非常に効率の良いダイエット法となっているのです。
このダイエット法の注意点
ゆで卵ダイエットは、さまざまな長所と短所の入り混じったダイエット法です。しかし確実に体重を減少させることにつながります。一番簡単なのは朝食をゆで卵2個程度に置き換えること、より成果を上げたいなら夕食の肉や魚などをゆで卵に置き換えることです。
しかし注意したいのは、ゆで卵を一日のうちで最もエネルギー消費の大きい「昼食」に食べることは、あまり望ましいことではないということです。これはエネルギー消費の大きい昼食でこういった食事制限を行うと、ダイエットとしては有効かもしれませんが、仕事や家事など日中の活動の効率に悪い影響がある可能性があるからです。
日常の活動に大きな影響を与えないように気を付けることが、ダイエットを行う上では大切です。昼食までゆで卵に置き換え、当たり前の日常活動を行うのなら、身体への負担や影響も大きくなるため体調が悪化したり最悪の場合は病気にかかってしまわないように、気を付ける必要があります。
全く勧められる方法ではありませんが、ごく短期に区切って行うのなら、朝・昼・夕の三食ををゆで卵で置き換えることも可能です。これで体重は確実に減少します。
ゆで卵ダイエットの効果的期限
しかし、この方法では「完全食品」の卵を食べるといっても栄養に偏りが出てくる可能性があります。ゆで卵を食べるには塩を振りかける人が多いことから考えても、塩分の摂りすぎになってしまう可能性もあり、その点も問題です。最もその前にゆで卵に飽きてしまうのは確実なので、よほど意思の強い人であってもこの方法はせいぜい1週間が限度でしょう。
ダイエットを行う場合、体重の減少だけでなく健康面で何か良い影響があることを期待していませんか?ゆで卵でダイエットを行う場合、体重の減少以外に何か役に立つことがあるのでしょうか?残念ながらゆで卵には、体重の減少以外のメリットを期待することはできません。
その原因は卵大量に含まれているコレステロールです。卵のコレステロールが体内にそのまま吸収されて悪玉コレステロールとして働くわけではありませんが、それでも卵の食べ過ぎは本来注意の必要な行為です。あまり大量の卵を一度に、そして継続して食べ続けると動脈硬化など生活習慣病にかかる危険性が高くなります。特に黄身の食べ過ぎは要注意。卵のコレステロールは主として黄身に含まれているので、心配なら白身を中心に食べるようにして下さい。
ダイエットの際のゆで卵は塩で味付けして食べる人が大半だと思います。ゆでたまごの食べ過ぎと同様に、塩分の取りすぎも健康維持のためには決してほめられたものではありません。これも生活習慣病の原因につながります。
ゆで卵を使ったダイエットは非常に効果的ですが、やりすぎは健康面に悪影響を与える可能性も大きいです。もちろん体調の妙な変化などすぐわかる悪影響が現れたら、ダイエットはすぐ止めるべきです。しかし特にこのダイエット法の場合、生活習慣病という後々に影響を与える沈黙の病が関係してくるので、あまりに過激な方法で実行するのはできるだけ避けましょう。
【ゆで卵ダイエット】驚異的な効果!痩せる方法を知って痩せちゃおうまとめ
ゆで卵で朝食を置き換えたり、間食としてゆで卵を食べるダイエット法は、体重減少のために非常に良い影響を与えます。卵は「完全食品」と呼ばれるほど栄養豊富で、しかも必須アミノ酸をバランスよく含む良質のたんぱく質の固まりであることから、置き換えは非常に有効です。
卵には脂肪分解酵素である「リパーゼ」が含まれており、また特に固ゆで卵にすると消化にかかるエネルギーが卵自体のエネルギーより大きくなることから、確実なダイエットにつながります。体脂肪を増やすことにつながる血糖値もあまり上昇させません。「炭水化物抜きダイエット」と同じ働きも期待できます。
しかし卵、特に黄身はコレステロールを非常に多く含んでおり、長期間過剰にゆで卵を食べ続けると、生活習慣病につながる可能性があるのでやりすぎは要注意です。ダイエットには非常に有効ですが、それ以外に健康面にはメリットがありません。さらにゆで卵にかける塩の取りすぎにも要注意です。
このように、ゆで卵の置き換えダイエットは長所と短所が入り混じったダイエット法です。しかし確実に体重を減少させることにつながる方法であることは間違いありません。それに卵自体も食べ過ぎにさえ気を付けたら、非常に優れた食品なのです。ゆで卵で置き換えダイエットを行うのなら、慎重に無理のない形で続ける、もし徹底的な実践でより目立つ結果を得たい場合には、短期間(一週間程度)に期間を区切って行うなど、実行には十分な注意が必要です。
もっとも、一日三食ゆで卵だけを食べ続けるのは相当に辛いことだと思います。確実に数日のうちに飽きが来るでしょう。それで良いのです。結果として得られる体重の減少がどの程度であれ、得られた結果に満足し、リバウンド対策には他の方法を試すようにしましょう。