今回、ご紹介するのは「食事で減量する方法」です。運動をする時間がない・・・運動するのが嫌いだ。という方にオススメの方法です。ダイエット中の方は、参考にしてみてくださいね。
体重の減量を目指すなら、食事を工夫してみることも良い方法です。ここでは、特におすすめな4つの方法を紹介します。
目次
ひとつ目は「糖質制限」による減量方法
雑誌やテレビでも多く取り上げられており、この減量方法を耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。糖質制限とはパンや白米などの「炭水化物」、それからお菓子や根菜類などの「糖質」、これら2つの摂取を制限することで減量を目指す方法です。糖質制限中に食べても良いものは、肉類・魚類・貝類・卵・野菜といった、糖質が少ない食材が挙げられます。
糖質・脂質・たんぱく質は人間にとって必要な三大栄養素といわれていますが、糖質制限では脂質とたんぱく質のみに限った食事をすることになります。そもそもなぜ糖質を制限すると減量が目指せるのかというと、それは人間の体の仕組みをうまく利用しているという背景があります。
私たちが糖質を摂取すると体のなかでは、すぐに糖質をエネルギーへと変換する働きが始まります。しかし、この糖質が不足するとエネルギー源が足りなくなり、体に蓄積されている脂肪を代用して燃焼が始まるのです。
このように、食事から摂る糖分を意識的に減らすことで、体に蓄積された余分な脂肪を燃焼することができます。普段から甘いお菓子やジュースを好んで摂取している人は、糖質摂取過多になっている可能性が高く、特にこの糖質制限がおすすめです。糖質を適正量までカットすることでうまくカロリーをコントロールし、減量を目指すことができるでしょう。
しかし、注意しなければならないことがあります。それは糖質を必要以上にカットしてしまうということです。
体に必要な糖質までカットしてしまうと脳の働きが悪くなったり、めまいを引き起こしたりする原因につながります。そのため、糖質の摂取をすべて断ち切ってしまうことは危険といえるでしょう。糖質制限を行う場合は、自分自身の健康状態を確認しながら、無理なく行うことが肝心です。
2つ目は「食材の調理方法を変えてみる」方法
この方法は普段と同じ食生活を続けながらも、ゆっくりと減量を目指せるのが魅力です。ダイエットというと、食材そのもののカロリーに気を取られがちですが、実は調理方法も重要なポイントなのです。
同じ食材であっても調理方法を変えることで、大幅にカロリーを減らすことができます。例えば魚料理の場合は、同じ魚を使用する場合でもフライ調理と塩焼きとでは、カロリーに大きな差が出ます。フライは油を使うことでカロリーが高くなるので、減量中は避けたほうが無難な調理法でしょう。
また、調味料を過剰に使用しないという点も重要なポイントになります。調味料には糖分や油が多く含まれている場合があります。調味料を使用する場合は、成分をよく確認することが肝心です。このように食事で減量を目指すには、調理方法を見直すことが重要になるでしょう。
3つ目の減量方法は「プチ断食を行う」方法
食事制限は食べたいのに我慢しなくてはならない場面が多く、ストレスが溜まりやすいというウィークポイントがあります。
しかし我慢の多い生活を続けていると、ダイエットの継続が難しくなる人も多いでしょう。そうした人におすすめなのが「18時以降のプチ断食」という減量方法です。
私たちの体は夜に食べたものが脂肪に変わりやすいといわれています。そのため夕食の時間が遅い人や、夜の間食が多い人ほど体重に反映されやすいといえるでしょう。18時以降のプチ断食を行うことで、脂肪に変わりやすい夜の摂取カロリーを減らしたり、余分な脂肪を燃焼したりしやすい状態を作れます。
この方法は結果が目に見えやすいのも特徴で、長期間のダイエットは続かないという人や、短期間で減量を目指したいという人にもおすすめです。気になる18時以降のプチ断食のやり方は、18時までに夕食を済ませておき、それ以降は何も食べずに水分補給だけを行うことが基本になります。
プチ断食は「夕食を抜く」のではなく「早めに済ませる」ことがポイントです。痩せたいからといって無理に夕食を抜いてしまうと、栄養不足や代謝不足によるリバウンドを引き起こす可能性があります。この方法は、夕食の内容に制限がないのも特徴です。
そのためストレスをためにくく、途中で挫折せずに減量成功まで継続しやすいというメリットがあります。また、胃を休ませる時間を作ることで、体が軽くなり翌朝すっきりと目覚めやすくなるといううれしいメリットもあります。
しかし仕事の関係で、18時までに夕食を済ませることが難しいという人もいるでしょう。そのような場合は、「20時以降のプチ断食」がおすすめです。この方法は、夕食を2回にわけて食べるという点がポイントになります。
炭水化物などのカロリーが高いものは18時までに食べておき、それ以外のおかずは20時までに食べ終えるというタイムスケジュールを組みましょう。
20時以降は何も食べずに、水分補給のみで翌朝まで過ごします。カロリーの高いものは18時までに食べておくことで、夜遅い時間に余分なカロリーを摂取する心配がなくなります。
それから夕食を2回に分けることにより、食事の回数が増えて満足感が高まり、空腹を感じにくくなるというメリットがあります。これらの方法を実践することが難しく、どうしても夕食の時間が遅くなってしまう人は、少なくとも「22時まで」には食事を済ませておくことがベターです。
22時以降の食事は脂肪に変わりやすく、胃に負担がかかる原因にもなります。それから、遅い時間の夕食は食べるものを工夫することも肝心です。やわらかい素材の食べ物や、消化が良いものを選ぶと良いでしょう。
食事量を減らす場合は具だくさんの温かいスープや、ヘルシーな野菜料理がおすすめです。これらの食べ物は満腹感を得やすく、空腹を紛らわすことができます。
それでも空腹を感じる場合は、早めに寝てしまうこともひとつの方法です。起きている時間はどうしても空腹を感じたり、食べ物の誘惑に負けてしまいがちです。早めに就寝する習慣をつけることで、余分な食事や間食を減らすことができるでしょう。
4つ目は「バランスの良い食生活を意識する」方法
きちんとバランスの取れた食生活を送ることで、肥満や内臓脂肪の蓄積をぐんと減らすことができます。そのため食生活が乱れがちな人は、食習慣を見直す意識を持つことがおすすめです。特に肥満や内臓脂肪がたまりやすい食習慣としては、朝食を抜く行為が挙げられます。
食事は1日に3食しっかりと摂ることが基本です。不規則な食生活を送っていると、胃に負担がかりやすく、余分な脂肪がついてしまいやすくなります。
また、満腹になるまで食べてしまうクセがある場合も要注意です。苦しいという感覚になるまで食べないと満足できない人は、必要以上の食事量を摂りすぎている可能性があります。
腹八分目や腹七分目で食事を切り上げるクセをつけましょう。それに加えて、意外に多いのが早食いをしているケースです。
早食いをすると満腹感が得にくく、不必要に食べ過ぎてしまう場合があります。食事はよく噛み、ゆっくりと時間をかけて行うクセをつけることで、自然と食べる量を減らすことができるでしょう。
それから、寝る前の食事や飲酒が多い人も注意が必要です。寝る前に飲食を行うと、胃が休まる時間が短くなり、消化不良を引き起こす原因につながります。少なくとも寝る前の3時間は、飲食をしないように心がけましょう。
最後は、おやつについてです。ダイエットの大敵ともいえるおやつは、我慢ができず減量中にも食べてしまう人が多いのではないでしょうか。しかし我慢をしすぎると減量生活が苦痛に感じたり、継続が難しくなったりする恐れがあります。
そのためおやつは、日時と食べる量をあらかじめ決めておくという方法がおすすめです。1週間のうちこの曜日は特別におやつを食べるなど自分のルールを決めておくことで、罪悪感や我慢を感じずに減量を目指せます。
また、おやつは食べる分だけ小分けにしておくこともおすすめです。目の前におやつがあると、すべて食べきらないと満足できないという人は少なくありません。
小分けにしておいたおやつを用意することで、余分な食べ過ぎを防止できます。このように、運動をしなくても食事の方法を工夫したり、食生活をしっかりと見直したりすることで減量を目指すことが可能です。
それから、これらの減量方法を試すときには、自分のライフスタイルに合った無理のないものを選択することが重要です。健康的な食生活を意識して、理想とするボディラインを目指してみてはいかがでしょうか。
【食事で減量する方法】運動なし!体重を減らす4つの方法まとめ
いかがでしたか?食事で減量する方法を4つお伝えしました。4つの中から、継続出来そうな事を選んでやってみてはいかがでしょうか。ダイエットの基本となる「食事」運動が嫌いな方は試してみましょう!運動なしで痩せる、4つの事参考にしてみてくださいね。