「バチバチはもう嫌だ!」困った静電気の3つの対処方法はこれ。
冬になると特に気になる静電気。地味にダメージありますよね。セーターを脱いだ時、マフラーをとった時、ドアを触った時。いろいろな場面でバチッと発生します。そんな静電気どうにかしたいとおもいませんか?今回は困った静電気の対策をご紹介します。
目次
静電気の原因
静電気もバチッと大きく発生するパターンと、マフラーなどみたいにバチバチっと連続して発生するパターンがあるみたいです。
実はこの二つ、何やら原因が違うんです。
○摩擦帯電
これは体と洋服がこすれることが原因で起こる静電気です。常に体と服は摩擦を起こしています。それが指先などに金属が触れた瞬間に放電されるため、ドアノブなどを触った時バチッと大きく静電気が起きるのです。
○剥離帯電
これは服と服を離した時に起きる静電気で、セーターやマフラーを脱いだ時に起こります。服と服は触れている面が広いため電気は広い範囲で帯電しています。それを引き離した瞬間に広範囲で放電するためバチバチっと連続で静電気が起こるのです。
○人間の体質
まわりの人を見ていると、静電気をよく起こす人とそうじゃない人がいると思いませんか?実は静電気体質の人ってホントにいるんです。
人間の体は弱アルカリ性でできています。ところが不規則な生活を送っていたりストレスを抱えていると体はだんだん酸性に近づいていきます。この酸性な体質が静電気を貯め込みやすいのです。
○乾燥が原因
夏には気にならない静電気は冬に多発しますよね。やっぱり乾燥していると静電気は発生します。夏は湿度もあり汗もかくので電気の放出は自然と行えます。しかし乾燥してしまうと電気は溜まってしまい静電気として放電してしまうしかないのです。
湿度と乾燥が静電気には非常に重要な要素と言えるでしょう。
静電気対策
それでは突然のバチッを防ぐにはどうしたらよいのでしょう?
○木や壁に触れる
金属のドアに触れる前に、木や壁に手をつけましょう。木や壁は溜まった静電気を痛み無く放電することができます。そこで放電しておいて金属を触ればバチッとの感触がほぼないようです。これは誰にでもできますよね。
他にはレジなどお金を渡すシーンで起きる静電気にも有効です。一度レジ台を触ってからお金を渡すと嫌なバチッは軽減されます。家の周りのコンクリートやレンガも痛み無く放電できるので利用しましょう。
○ハンドクリームも効果あり
乾燥がダメなのでハンドクリームをこまめにぬり、手を保湿することは静電気対策には効果的です。肌の乾燥も防げるので意識してやるといいですね。
○レザーもおすすめ
レザー(革)にも静電気を放出してくれる働きがあります。ですのでキーケースをレザー製にして一度触ってから車のドアを触ると車対策はバッチリです。
○洋服はどうする?
洋服は本当に困りますよね。実は冬によく着る素材のナイロン・ウール・ポリエステルが静電気を発生させやすい素材です。フリースやセーターなどとそれに当てはまります。
反対に静電気を起こしにくい素材として綿・シルク・麻などの天然素材です。ちょっと冬にはあまり向かない物や、どうしてもお値段が高くなるものばかりですよね。
なので洋服の静電気をなくす方法は静電気防止スプレーをするのが一番。これを常備しましょう。意外なのがファブリーズなどの界面活性剤を配合している、衣類消臭剤も静電気を取り除いてくれます。覚えておくといいですね。
「バチバチはもう嫌だ!」困った静電気の3つの対処方法はこれ。まとめ
静電気はちょっとした気づかいで対応できるようです。最近は静電気除去ブレスレットなど対策グッズも販売されていますが、効果は人それぞれと言われています。買ってみたけど効果が無かった人や、腕につけるのが嫌だなどと言う人は今回ご紹介した方法をお試し下さい。覚えておくときっとお役に立ちますよ。