秋と言えば食欲の秋。道を歩いているとお家に柿の木があり、その収穫をする所をよく見かけます。秋の味覚・柿と言いますが、実はその柿美容に良いというのは知っていますか？柿に？と意外に知られていないかもしれませんが、実は「柿が赤くなれば医者は青くなる」ということわざがあるほど昔から豊富な栄養素を含んでいる果物だと言われているのです。それでは柿の何が美容にいいのか、そして食べる際の注意も見ていきましょう！

【そもそも柿ってどんな果実なの？】

柿は日本だけでなく中国などの東アジアで作られている落葉樹。日本でも沖縄以外の全ての県で栽培されており、日本では比較的育てやすい木です。一般の家庭のお庭でも栽培することが可能ですのでいかに育てやすいかが分かるかと思います。

柿といっても実は沢山の種類があり、その数は１０００種類以上とされていて、スーパーで秋近くなると売り出すのが、富有柿・種無し柿・次郎柿など多くの種類が並びます。柿の種類によっても味が異なり、甘くてこってりとした味や、さっぱりリンゴの様に食べられる柿があったりで味は様々です。

柿には沢山の栄養や効能があるのですが、実は柿は実よりも皮に多くの栄養が入っている事が分かっており、現在では実だけでなく皮の有効な利用法などが開発されるようになりました。

基本柿にはタネが入っていますが、種無し柿のように、柿を口に入れてもタネの存在が分からないほど小さく改良されているものもあったりします。種無し柿とうたっていても実際はちゃんとタネが入っているんですね！

【柿が美容に良い理由は？】

柿は昔から食べられていますが、柿の栄養素や美容の関連についても年々研究が進んでいます。柿はお肌に大事なビタミンＣだけでなく、お通じを促したり食欲を満たしたりする食物繊維、中にはお酒を飲む前に柿を１～２個食べることによって二日酔いを防ぐ効果もあるとされているパワーフードなのです。そして柿には腸内の環境を整える効果をもっているので、整腸剤などを飲むかわりに柿を食べると腸内を整えてくれるのです。

柿に含まれるビタミンＣは柿１つに対してみかんの２倍のビタミンＣが含まれていて、一日に必要なビタミンＣを柿だけで補うことができるとされています。

また、ビタミンＣは抗酸化作用があり、肌のシワやたるみ、シミなどの老化現象を予防する効果があります。柿１個食べただけで多くのビタミンＣが摂れるのなら、是非毎日食べたいですよね！またβカロチンも柿には多く含まれ、ウイルスや細菌に対する抵抗力をあげて風邪を予防することができるとされています。柿を食べる事で多くの栄養を摂る事ができますので、美肌や便秘、お酒をよく飲む方や風邪をよく引く方にとってもおすすめな果実なのです。

【柿の食べ過ぎは危ない？】

栄養が豊富だからと言って沢山食べればとっても体に良いというものではありません。柿自体実は体に取り入れた時、あまり消化が良くなく、その上体を冷やしてしまう作用が強い果物です。ですので風邪の治りたてや、胃腸の冷えやすい人には沢山食べるのはおすすめできません。

沢山食べる際は量を考えて体調の事も考えながら食べるようにしてくださいね！また柿には１個あたり約６０kcalと意外にカロリーがあります。ですので勢いあまって１０個なんて食べてしまうと６００kcalにもなりますので太ってしまう事も十分考えられます。果物の糖質は実は意外にありますので柿の糖質も気にして食べるようにしてくださいね！

【実はお肌に良い？柿に隠された秘密に迫る！まとめ】

いかがでしたか？医者も驚く栄養を持つ柿。栄養だけでなく糖分もありますので食べ過ぎには是非注意してくださいね。柿を沢山食べ過ぎて体が冷え切ってしまい、せっかく美味しく食べていたのにとても残念な結果になりかねません。沢山種類のある柿それぞれの味を楽しんで秋を是非満喫してくださいね！

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